今回は、「あ・ら・伊達な道の駅」の帰りに寄った場所で「旧有備館および庭園」と「CAFE PERSIMMON」を紹介します


- 「有備館」は、江戸時代の仙台藩家臣の岩出山伊達家が開設した学問所です。
- 有備館の「庭園」は、岩出山城の断崖を借景として、池の中に御中島、鶴ヶ島、亀子中島、兜島の四つの島を配した回遊式池泉庭園で、御中島には茶亭があり島に渡る橋が架けられています。
- 昭和8年2月28日、建物と庭園は「旧有備館および庭園」として国の史跡および名勝に指定され、昭和45年に岩出山伊達家から岩出山町(現大崎市)に移管されました。
岩出山の観光スポットランキングTOP3
- 位 感覚ミュージアム
- 位 旧有備館庭園
- 位 岩出山城跡
※じゃらん10月お勧めランキングより
駐車場
無料駐車場は24時間開いているので、ここに駐車して周辺の散策が出来ます


受付
受付で入館料を支払い、館内案内資料を貰ってから見学スタート


入館料は「一般」「高校生」「小・中学生」と細かく分かれていますが、入館料としては高くないと思います

案内図
全体案内図
御改所(主屋)を見学してから、茶亭、池の周りを散策するコースです

有備館 平面図

附属屋:家臣の控えの間
御改所(主屋):藩主や当主専用の「書院」と呼ばれた建物です。郷学「有備館」で当主が講義を聞いたり、学生に口頭試問を行ったと伝わる建物です。
借景を楽しむ部屋
御改所(主屋)は、岩出山城の断崖を借景として楽しむ事が出来ます
1日中のんびりしていたい
この部屋で、年2回コンサート等のイベントが開催されているそうですが、借景を楽しみながらコンサートも楽しめる贅沢な空間です
四季折々の借景を楽しみたいと思いました




借景とは:造園技法の一。庭園外の山や樹木などの風景を、庭を形成する背景として取り入れたもの。京都修学院離宮庭園などが知られる。
※goo辞書より引用
縁側から庭園を眺めていると、時間を忘れる。。。


有備館見学は
- 岩出山伊達家は学問に力を入れていた事が分かる
- 建物周囲、庭園にはゴミが無く整然として気持ちが良い
- 季節ごとの借景を楽しめる
- 周囲からの雑音が無いので落ち着ける
茶亭
池の鯉
御中島にある茶亭は、橋を渡っていきますが、橋を渡る途中池を見ると、鯉がパクパク口を口を開けて追ってきます
鯉のエサを買うのを忘れてしまい、エサをあげられなかったのに、エサを貰えると思って寄ってくる鯉に悪かったと反省。。。


鯉がパクパク追ってくるワン!
茶亭全景
茶亭は「松花庵」と呼ばれていて、「四畳半一重宝形造こけら葺」作りだそうです

春と秋にはお茶会を開催されているようです。
今でも使ってるのは凄い!

散策コース
続いて散策コースを歩いていきます
池の周囲には様々な植物が配置されているので、季節ごとの植物を楽しめます

秋なのにツツジのような花が咲いていました


のんびりと周囲の植物と島を眺めながら散策していると、鳥のさえずりしか聞こえてきません

池の反対側から眺める有備館も感動ものです


庭園内にある明神社をお参りすると、散策も終わりに近づきます


散策途中に見れる苔を、我が家にも欲しいと思ったけど、狭い庭では無理と諦める
無理に決まってるわ
でも、苔玉だと部屋でも楽しめるので手軽で良いですね
インフォメーション
名 称:旧有備館
住 所:宮城県大崎市岩出山上川原町6
営 業:9:00~17:00
定休日:月曜日、年末年始
料 金:
【個人】
大人350円,高校生260円,小中学生180円
【団体】(20名以上)
大人280円,高校生210円,小中学生150円
駐車場:24時間無料営業
電 話:0229-72-1344
アクセスマップ
道の駅2年グランプリの「あ・ら・伊達な道の駅」のブログもご覧ください
有備館へお越しの際は
鳴子温泉 ますや
カフェは 次ページへ
借景…日本ならではの技法なのでしょうか。
前にそういう庭園をテレビで見たことがありますが壮大で
いつまでも観ていられそうですよね。
学問所などの施設は後世に伝えて行きたいものですよね(´ェ`)
歴史を散策した後のカフェもまた楽しいですね♪
昔の技法にはいつも驚かされています