テレビ番組で定義山の「三角定義あぶらあげ」を放送していたのを見て、天気が良いので久しぶりに定義山に行こうとなった。
定義山の 「三角定義あぶらあげ」は有名な「定義とうふ店」で食べれます。食事は「定義如来五重塔庭園」前の「門前喫茶Norah」でパンを食べた事を別ブログで紹介しています。
- 仙台から国道48号線を山形方面に走り、熊ヶ根の定義山の看板を右折してどんどん山に向かって進んでいきます。途中、大倉ダムがありますが定義山の看板を目印に進んでいくと突き当りに定義山に到着します。
- 定義交流センターの所を右折して手前にある駐車場を通り過ぎて一番奥の「新本堂」「定義如来五重塔庭園」の駐車場まで進みます。
- 駐車場に車をおいて、定義山周辺を観光しながら「定義とうふ店」で「三角定義あぶらあげ」を食べる事が出来ます。
- 「定義とうふ店」は明治23年に創業し、令和3年の今年は創業132年目になります。
- 現在は、新型コロナウイルスの影響で店の中の席が使えないので、外で適当に座って食べる形式です。
大倉ダムとは
国道48号線から定義山に向かう途中に、多目的ダムの「大倉ダム」があるのでチョット紹介します。
大倉ダムは大倉川上流仙台市青葉区字大倉地内に建設された「ダブルアーチ式コンクリートダム」です。
昭和33年度に工事を着手して、4年後の昭和36年度に完成したので、今年で60年だそうです。
平成23年8月1日からダムの愛称が「仙台環境開発大倉ダム」となっています。

大倉ダムの役割って何?
ダムの役割を知ってる人は少ないと思います。大倉ダムは次のような役割を担っています。
- 洪水調節・・・・大雨による河川下流の洪水被害を防ぐ
- 流水の正常な機能の維持
- かんがい用水・・下流の農地で使用する水を供給
- 上水道用水・・・仙台市、塩釜市、多賀城市
- 工業用水・・・・仙台市、塩釜市、多賀城市、富谷市
- 水力発電・・・・下流の三居沢発電所は日本最古の水力発電所で有名
60年前に こんな多目的なダムが作られていたとは驚きです。

ダムの上から80m下を覗いたら「めまい」が。。。。高所恐怖症かなぁ~
歳のせいだワン!
ダム湖に水が満杯に溜まっていても、ダムのすぐ下にある公園には水が流れていません。
ダム湖とダム下流を交互に見ると不思議な感じですが、ダムが壊れたらと思うとゾッとします。


60年前の人達は、こんな岩盤を削って工事したのかと思うと、ただただ尊敬するばかりです。

大倉ダムのダム湖は水がとてもきれいです。

青い空と 青い水に 挟まれた緑の山々 そんな景色をみていると気持ちが良いですね。

定義山に到着
「五重塔庭園前」に車を駐車して、定義周辺観光マップを見ながら定義周辺を観光後に「三角定義あぶらあげ」を食べに行く事にしました。

駐車場から見えるのは「新本堂」です。

駐車場の「新本堂」と反対側に「門前喫茶Dorah」があり、観光の前に軽く食事をする事にしました。

「門前喫茶Norah」の食事については別ブログに掲載しています。
定義山とはどんな所?
そもそも、「定義山」とはどんな所なのでしょうか?
また、「定義山」と「定義さん」と書き方が2通りあるけど、どっちだろうと疑問に思いました。
調べると、今から約800年前、平家の一族である「平貞能(たいらのさだよし)」が、源氏の追討を逃れる為に阿弥陀如来の御霊像を守りながらやってきたそうです。

その際に名前を「定義(さだよし)」と改め、この地が「定義」、如来様を「定義如来」と呼ばれるようになったそうです。
それから、阿弥陀如来様を親しみを込めて「定義さん」と呼ばれたのが、地区全体を呼ぶようになったようです。
「じょうぎさん」の呼び名を、仙台人は「じょうげさん」と言う人もいます。
まぁ~「山」でも「さん」でも、なんとなく通じれば良い話だと思いました。
メスなのにポチと付けられたワン!
「定義如来西方寺」は、「縁結び」「子宝」「安産」にご利益があることで有名です。
自分は今更縁結びは関係ないと思っていましたが、家族や仲間の縁を願う絵馬が多いのだそうです。
「定義さん」について、もっと詳しく知りたいかたは【公式】定義如来西方寺のページへどうぞ
定義如来五重塔庭園
「門前喫茶Norah」 で食事を終えてから無料の「五重塔庭園」に入りました。

庭園には池があり、人が近づくと鯉が寄ってきます。
日本庭園に「鯉」がよく似合います。





この日は庭園を散策するのに適した五月晴れで、のんびりと庭園を散策出来ました。
五重の塔
日本庭園を過ぎると広場があって、その奥に五重の塔が現れます。

見る角度によって「五重の塔」は色々な姿を見せてくれて青い空に映えます。



アヤメが満開でした。
定義如来西方寺
まずは「貞能堂」 で参拝
「五重の塔」から「門前町」に移動して「貞能堂」に向かいます。

「貞能堂」 の手前に「山門」があり、「山門」をくぐると線香、ローソクの無人売り場と「鐘付き堂」があります。
鐘は誰でも突けるので、大人も子供も交代で鐘を突いていました。



線香とローソクは1組100円、無人なので100円を箱に入れて、線香とローソクをもらいます。



線香に火をつけて その煙を体全体にかけるようにします。特に頭には念入りにかけます。
参拝者は皆、同じように頭に煙をかけていました。
ローソクは火を付けてもすぐ消える人がいましたが、何でだろうって考えてしまいます。
それは単純に風のせいですね
定義とうふ店へむかう
「三角定義あぶらあげ」を食べるために、門前町の「貞能堂」へ行った道を逆戻りしました。


定義とうふ店
「定義とうふ店」に到着した時、店の周りは「三角定義あぶらあげ」を食べている人でいっぱいでした。

「三角定義あぶらあげ」あげたて食事 1枚 130円

店の中は、切符売り場の窓口みたいで、とても豆腐店とは思えません。

注文してから、それほど待ち時間無く出来たので、「三角定義あぶらあげ」を持って 座る場所を探しました。
外にはテーブル席とか、椅子は多くありましたが、満席でウロウロしていたら、食べ終わって離れていった椅子があったので そこに座りました。

三角定義あぶらあげの食べ方
「三角定義あぶらあげ」は、食べる前に「割りばし」で穴を数か所開けます。

あちこちのテーブルに「三角定義あぶらあげ」用の「醤油」と「唐辛子」が置いてあるので、そこで「醤油」と「唐辛子」をかけてきます。
開けた穴に「醤油」が染み込むようにかけるのがコツです。

2枚食べる人は、出来立ての熱々を食べる為に、必ず1枚食べ終わってから追加購入するそうです。
でも、結構大きいですよ。自分は1枚で満腹です。
土産用も売っていますが、現地の空気と一緒に食べるのが一番だと思いました。
アクセスマップ
「定義さん」と言えば「三角油揚げ」ですが、門前喫茶で軽食と珈琲でまったりしてみてはどうでしょうか

↓ 仙台市青葉区他店のブログも読む↓
あぶらあげ、やっぱり揚げたてをその場で食べるのが最高でしょうね!
お醤油と唐辛子をかけるのは知っていたのですが、
なるほど!まずはお箸で穴をあけるのですね~!
門前町に名物は付き物ですが、いつかそちらに行けたら
是非、揚げたてをハフハフ言いながら食べてみたいです(´ェ`)♪
★かえるぴょこさん
いつもは混んでないのに 皆さん山の中だと 安全って考えているのですね